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2つの取り組み

○石川選手の取り組み

僕たちがこれからもバレーボールを全力で楽しむために、今、できること。

 

全日本男子のエースでイタリアセリアAで活躍している石川祐希選手が、コロナの中で、今自分が実際にやっていることを例に挙げて、一人一人の意識が高まるような発信をしています。

ワークシートでは、目玉に見立てて、自分ができることを6つ書くことができるようになっています。

今、練習や試合もままならない状況ではありますが、一人一人が意識して、普段気にしていないこと、いい加減にしてきたことをしっかりやることで、いつまでもバレーボールができる社会を、みんなでつくっていこうという、石川選手の熱い思いが伝わってきます。

○「ハイキュー!!」のコラボイベント

ジャンプで大人気連載中だった「ハイキュー!!」とVリーグとのコラボ-レーションマッチが8月16日に開催されました。
無観客で、ジャンプのyou tubeのちゃん年ルでライブ配信されていました。

 

Vリーグのオールスターとは異なり、日向・景山が対戦したブラックジャッカル対アドラーズとなって対戦していました。

特に良かった点が2つ。

 

1つ目は、リアル翔陽と名高い喜入選手(サントリー)が日向ポジションで出場したこと。喜入選手が打った、決めた時は盛り上がってました。もし観客が入っていたら、会場の雰囲気は最高潮に盛り上がっていたでしょう。

 

2つ目は、作中の設定とは異なりますが、富松選手(東レ)が音駒の猛虎に身も心もなりきって出場したこと。しかし、ポジションはミドル。漫画のファンが見たら猛虎がクイック打ってるとなっていたのではないでしょうか。とはいえ、さすが元全日本だけあって、きれいなクイックとブロックをしています。ミドルのお手本となる選手だと思います。

 

少し欲を言えば、ロメロ役として、クビアク選手(パナソニック)が出場してほしかった。というところでしょうか。

 

「ハイキュー!!」は読んでいたけど、実際にバレーボールを見るのは初めてという人を、バレーボールファンになってもらういい機会だったと思います。実際に目の前で見ることができればより印象は強いことは間違いないですが、今回はウェブ上だったけど、今度は生で見ようと思ってくれた人がいれば、Vリーグだけでなく、社会人・大学生(一部有料)・高校生・中学生・小学生の試合も見てもらえたら、それぞれの面白さがあります。

このイベントを入り口に、バレーファンが増えること、バレーをしたいという小学生・中学生・高校生が増えることを期待しています。