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新年

明けましておめでとうございます。

昨年はコロナに人類が勝手に振り回された一年だったと思います。

今年は当たり前のようにバレーボールができる一年となるように祈っております

今年度も残り3ヶ月

今日は元旦。一年で今日しかない日です。

今年の干支は辛丑(しんちゅう・かのとうし)。古い書き方をすると令和2辛丑年元旦となります。

1月には、センター試験が共通テストとなってリスタートします。センターは基礎的な力を客観的に把握できる優れた試験だったのですが・・・。中学生にとってはまだ先の話のように思えますが、この共通テストはまだ内容が確定していません。大学進学を考えている人はどうなるかに関わらず、自分の力を地道に築き上げていきましょう。

2月には、私学入試、公立前期選抜(かつての推薦入試)。私学先願の人、公立でも前期で定員100%をとる学科、実質的な推薦で受ける人はいい結果を出せるように、そのための努力をしましょう。

3月には、公立中期があります。ここで大半の人が進路を決めると思います。

特に進路について、入学後、こんなこと聞いていないとか、説明会と話が違うとかいうことをよく聞きます。入学説明会やオープンキャンパスでは学校のいいところだけを凝縮しています。10ある内の1しか見せていないと思った方がいいでしょう。学校選びには、多くを望むのではなく、ここだけは譲れない点を一つだけに絞っておきましょう。学校までの近さや制服のデザイン、修学旅行の行き先、そしてトイレがキレイなどといったことがよくある例ですが、一つだけ理想通りであれば、他は違っていいと割り切れるでしょう。その一点のために頑張りましょう。

進級する人は、学年が一つ上がる意味を、進学する人は自分の将来像をより具体化できるような3ヶ月にしましょう。

来年度からは

4月から、教室をどのように運営していくかは全くの白紙になります。

コロナが明らかにしたこの教室の課題として、最も大きなことが2つ。指導者不足と練習会場不足です。

昨年度は光華学園の好意により体育館をお借りできていましたが、今年度は体育館を転々として練習する日々でした。

4月から光華に戻ることができるかはわかりません。戻れなければこれまで通りの練習を実施できるとは限りません。

また公共施設を使う以上、これまでの会費では賄いきれません。

年始から明るい話とは参りません。ですが、この教室の大きな目的はバレーボールがしたい人がバレーボールをできる場をということです。バレーボール界の底上げが目的です。特に中学校の部活動が縮小、廃止となっていく時代に、社会でバレーボールをしたい中学生の受け皿となることがこの教室の使命だと思っています。また部員不足で廃部になる学校がある反面、女子では一学年20名前後、男子でも一学年10名前後いる学校もあり、人数が不均等でボールに触ることすらままならい人たちもいます。クラブに所属はしているけれども、それはクラブに参加している内に入るのだろうかという疑問を持ちます。そういう人たちにも、ここで少しでもボールを触れる機会を保障したいと考えています。

京都府バレーボール協会が恒常的な教室を運営するということは、トップレベルの選手を育成することではなく、バレーボールがしたい子どもたちにバレーボールをする場を保障することだと考えています。今は京都市内でしか運営していないですが、運営モデルとなって、10年後、20年後には同様の教室が京都府内各地で開催されることを目指したいと考えています。

これからのバレー界を担う子どもたちがバレーボールが楽しいと思える教室、ずっとバレーボールがしたいと思える教室、もっとレベルの高いバレーがしたいと向上心が芽生える教室となるよう、今後もご理解・ご協力お願い申し上げます。